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【岡山】大阪から車&フェーリーで瀬戸内「犬島」へ。歩いて回るオススメルート

 

✽r∞trip|ルートリップ✽

今、日本の観光地で世界からもっとも注目を浴びるスポットSETOUCHI(瀬戸内)

瀬戸内アートの旅、第2弾は岡山県の「犬島」。本州からわずか10分で行ける岡山市唯一の有人離島です。

島内では歩いて手軽にアートが楽しめたり、週末にはキャンプやバーベキュー目当てに島に渡る方もたくさんいる人気スポット。

今回は、島内でゆっくりアートを楽しむプランをご紹介します。3時間もあれば一通り観光はできますが、今回は4時間近い滞在で、犬島の見所をぐるっと回るプランをご用意しました。

せっかくなので、時間を気にせず、普段の生活を忘れてのんびりしましょう。

▼僕が行ってきた時の動画です

Googleマップでルートを確認

 

大阪駅

7:00発

 

宝伝港

10:30着 11:00便利用

 

 

宝伝港付近の駐車場は3カ所あるので、そちらを利用しましょう。ただし、台数には限りがあリます。万が一3カ所とも満車の場合は、犬島から帰ってくる方を待って入れ替わりを狙うか、少し離れた所にも臨時で20台ほど止められる場所があるようなので駐車場の方に聞いてみましょう。

ちなみに、11時発の便が最も利用者が多く、最近では一つ前の8時の便も利用者が増えてきているようです。

今年は瀬戸内芸術祭2019の影響に加え、犬島や宝伝港付近にはバーベキュースポットがあるので、これからの季節は駐車場の利用者が増えてきます。週末は特に注意が必要ですね。

なので、余裕をもって出航30分前には着いておきたいです。

万が一、船がいっぱいで定時の便に乗れなくても、随時ピストン運行をしていただける場合もあります。優しいですね。

朝早いですが、頑張りま しょう。

◆宝伝港犬島港

6:25/8:00/11:00/13:00/13:45

◆犬島港宝伝港

11:15/13:20/14:00/15:35 /17:15/18:45

赤文字:犬島の美術施設の休館日は運休、青文字:日曜運休

あけぼの丸 TEL:086‐947‐0912
所要時間  約10
料金    大人300円/小人150
定員    約80

駐車場は下記の3つの駐車場があります。いずれも500円。全部で80台ほど収容

❶一番大きな市営駐車場。乗船場まで約200m

 

❷2番目に大きな駐車場。乗船場まで約250m
❸3番目の駐車場。2番目の駐車場から50mほど西へ。

犬島港

11:10着

 

犬島チケットセンター

11:12⇒12:30

ここでチケットを購入し、ランチタイム。チケットセンター内のカフェを利用するか、センター前が大きな芝生広場になっているので、事前にお弁当を購入しておいて、ここで食べるのもいいですね。

 

 

カフェはそれほど席数はありません。名物の「たこ飯」(1080円)なんていかがですか?女性には丁度いいボリュームです。(男性には少ないかも?)

 

 

犬島精錬所美術館、犬島「家プロジェクト」、犬島 くらしの植物園 共通券

料金:2060円 ※15歳以下無料

開館時間:10:00

休館日:火曜日(3月1日〜11月30日)

火曜日から木曜日(12月1日〜2月末日)

※ただし祝日の場合は開館、翌日休館

※月曜日が祝日の場合は、火曜日開館、翌水曜日休館

 

 

犬島精錬所美術館

12:35⇒13:10

犬島は元々、石の採掘の島で、犬島御影という石が採掘されており、大阪城や岡山城の石垣に使われてきました。今では40人弱の島民しか住んでいませんが、当時の人口は今の100倍程だったそうです。

1900年代初頭には、倉敷にある帯江銅山の精錬所を「本土にあると公害が起こる」という理由で、この島にもってこられました。それが、この犬島精錬所です。

ですが、この精錬所はたったの10年しか稼働していません。(1909〜1919年)銅価格の大暴落により操業を終えることになったんです。

この美術館は、それから90年近く放置された後、「在るものを活かし、ないものを創る」というコンセプトのもと生まれ変わったものです。

門からエントランスまでに広がる”カラミ煉瓦”や、島内で一際目立つ”煙突”は当時のまま。

中では、日本の近代化に警鐘を鳴らした小説家・三島由紀夫氏が暮らしていた家の建具がアートとして使用されており、様々なメッセージを伝えています。

 

カラミ煉瓦

 

エントランスまでの通路。唯一ここのカラミ煉瓦だけが整備されたとか。

 

男性トイレの壁に「この美術館がやろうとしている事」が描かれたメッセージが

 

犬島精錬所美術館を見学した後は、「家プロジェクト」を見に行きましょう。

最初のF邸からGOALの犬島チケットセンターまで、わずか2キロ。緩やかな坂道はありますが、ほとんどが生活道路なので、足元はスニーカーで十分です。

早ければ1時間で終わります。今回のモデルコースは写真も撮りながらゆっくり1時間30分コースでご紹介していきます。

それでは行きましょう。

犬島「家プロジェクト」とは?

犬島の集落に「日常の中の美しい風景や作品の向こうに広がる身近な自然を感じられるように」という願いから始まった「家プロジェクト」

ありふれた日常の中に点在するアートを歩いて巡るんですが、その途中に見える島の光景がとっても綺麗なんです。もちろん、どのアートも素晴らしいです。

「美しい風景が広がる島の中で、アートを巡る体験」ができるのが醍醐味ですね!

ここは是非、時間をたっぷりとって楽しんでいきましょう。

 F邸

13:15⇒13:20

最初の「家プロジェクト」ここは撮影禁止なので外観しかありませんが、いきなりパンチ のあるアートがお出迎え。

 石職人の家跡

13:22⇒13:27

集落に溶け込み過ぎて、言われないと通りすぎそうなところ。

 

 S邸

13:29⇒13:34

突如現れた透明アクリルの壁。友達とこの壁を挟んでお互いを見ると、無数の円形レンズ におもしろい景色が広がります。

 

 A邸

13:35⇒13:40

写真左奥

S邸を後にし、すぐに黄色いカラフルな作品が見えてきました。よく見ると作品の真ん中にイスが一つおいてます。中に入ることができるので、イスに座って声を出してみましょう。音がおもしろいように反響します。

犬島ホッピーバー(通過)

13:42頃

ホップと麦芽を使った炭酸飲料「ホッピー」で有名なホッピービバレッジの社長さんが、以 前この島を訪れた際、犬島を大変気に入られて出店されたそうです。

営業は芸術祭会期中の金~日曜。時間は午後2時~9時(日曜は午後7時まで)なので、時間が合えば利用してみてもいいですね。

 

さあ続いては、ちょっと雰囲気の違う看板が出て来ました。

犬島「家プロジェクト」ではなく、「犬島ハウスプロジェクト」???

一体なんでしょう?

犬島ハウスプロジェクト「犬島の島犬」

13:47⇒13:52

犬島「家プロジェクト」とは関係ないのですが、 造形家の川埜龍三さんによる個人企画「 犬島ハウスプロジェクト」。2年の歳月をかけ、2万枚の陶板タイルを用いて完成させた巨大な犬のアート。

抜群の存在感で、生で見ると、めちゃくちゃ大きい!!

 

犬島くらしの植物園

13:54⇒14:10

約4,500㎡の土地にガラスハウスや、様々な植物が。ゆっくりとした時間が流れる穏やかな植物園です。鶏が飼育されているんですが、デカイです!卵も販売されています。

 

 

 C邸

14:20⇒14:35

これまでのものとはガラッと変わった作品です。開放的な古民家の中に、緑のハンモックが吊るされています。実際に座る事もできるので、座っちゃいましょう。

 

 

 I邸

14:37⇒14:42

I邸の中に置かれた向かい合う3つの鏡。鏡の前に何やら丸いものがあって、そこから鏡を覗くと・・・?

 

 

家プロジェクトはここまで。

歩いて犬島港に戻る途中、右手に大きな湖が見えてきます。

犬島港

14:52着 15:35便利用

ぐるりと回って、ゴールは犬島港、犬島チケットセンター。船の便まで時間があれば、お買い物をしたり、カフェで休憩したり、芝生広場でのんびり過ごしましょう。

 

ちょっと小腹がすいた場合は、TV番組に取り上げられたこともある近くの在本商店で「犬島丼」でも(600円)召し上がってみては?

 

 

 

宝伝港

15:45着 15:55発

 

大阪駅

19:30着

お疲れ様でした。

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