✽r∞trip|ルートリップ✽
こんにちは。年間200以上の旅行プランを立てるイケノウエノです。
新型コロナウイルスの影響で自粛生活が続くなか「そろそろどこかに出かけたい!」そう思っている方は多いと思います。
今すぐお出かけが出来なくても旅の計画ならいつでもできます。
そこで、
こういった方向けに「今すぐ実践できる旅行計画のテクニック」をお伝えしていきます。
「Googleマップと簡単な算数を使って逆算で組み立てる方法」です。
慣れれば5分ぐらいで、完成度の高い計画を立てる事が可能なので、ぜひ試してみて下さい。(既に行きたい場所が決まっている場合)
Googleマップと逆算で旅行計画をする5つのステップ
Googleマップを使えば、いとも簡単に旅行の計画が立てられます。みなさん、旅行やお出かけの計画はどのように立てられますか?
「家を8時に出発して、びわ湖バレイまで2時間かかるかな。そこで2時間ぐらい滞在して、ラコリーナ近江八幡まで1時間かかるでしょ?そこでは・・・・」
こんな感じで、順番に組み立てているのではないでしょうか?
僕のオススメする方法はこれとは少し違って、逆算で組み立てます。ちょっとアナログですが、計算が苦手な方でも簡単に出来るのオススメです!
- 土地勘がない
- 計画が苦手
- 時間にルーズ
- めんどくさいのが嫌い
- お買い物の時に暗算出来ない
こんな方でも、簡単な足し算と引き算ができればOK!
ざっくり5つのステップを踏むんですが、それがこちら
5分で出来る!Googleマップと足し算・引き算で簡単旅行計画5つのステップ
- 1日の稼働時間を決める
- 行きたいスポットを箇条書き(土地勘なくてOK)
- Googleマップに落としこむ
- 最短ルートに並び替える
- 時間を割り振る
「え〜5つもあるの?」と思うかもしれませんが、細かくしているだけです。
もっとシンプルに考えると、
時間を足して、引く
たったこれだけなんですね。
そして、足して引くのは、細かな時間ではなくて。。。。。
実際に、みてみましょう!
まずはGoogleマップのアプリをお持ちでない方はダウンロードをオススメします^^
どうして”足し算、引き算”をするだけで旅行プランが立てられるの?
お出かけや旅行に行く際、”家を出発する時間”と”帰ってくる時間”ってなんとなく決まってないですか?
Aさんは日帰り旅行をする際、いつも8時に家を出て、19時に帰ってくる。
出発時間 8時
帰着時間 19時
この方であれば、その日に使える時間は11時間ですね!
計画を立てる際、ほとんどの方がこの”始まりと終わりの時間”を意識しているはずです。
次に、旅行に費やす移動時間が決まれば、必然的に観光出来る時間は決まってきます。
例えば【大阪駅⇨びわこバレイ⇨ラ コリーナ近江八幡⇨大阪駅】というドライブルートの場合、
このルートの移動時間は4時間42分、ざっくり5時間です。(移動時間は渋滞なども加味して、1割増しの計算が○)
Aさんの場合、1日に使える時間は11時間なので、移動時間を引いた6時間(11ー5=6)が観光に費やす事ができる時間なんですね!
それが分かれば、後は6時間を2ヶ所で分けるだけ。
- びわこバレイ 3時間
- ラ コリーナ近江八幡 3時間
いかがですか?
本当はここから細かく時間の流れを分かりやすく書き出していくんですが、それは実際に行く事が決まってからでOKです。だって、計画ってコロコロ変わりますよね^^;
せっかく細かく時間配分をしても、行く場所がちょっと変わっただけで行程を組み替えるのはちょっと面倒くさいです・・・
この枠組みさえできれば旅行計画はほぼ出来たも同然です^ ^
それでは、実際にやってみましょう。
Googleマップを使って具体的に旅行計画を立ててみる(5ステップ)
慣れれば5分で「ほぼ時間通りのスケジュール」のプランが完成です。
①1日の稼働時間を決める
まずはその日の稼働時間を決めましょう。
□ 出発時間を決める
□ 帰着時間を決める
□出発時間から帰着時間を引いて、1日の稼働時間を出す
※(宿泊の場合はチェックインの時間)
ここでは下記の時間で考えてみます。
出発時間:8時
帰着時間:19時
1日の稼働時間:11時間
②行きたいスポットを箇条書き(土地勘なくてOK)
次に、行きたいスポットを箇条書きにしていきます。
この時に重要なのが、土地勘がなくても良いので「なんとなく行きたかったあのスポットは行けるかな?」と頭によぎったところを箇条書きにして下さい。
□ 優先順位を決めて書く
□ 各滞在時間を決める
□ 合計時間を出す
行きたい順番に箇条書き(上から優先順位大)
■びわこバレイ 3時間 ※一番最初に行きたい
■ラコリーナ近江八幡 2時間
■メタセコイヤの並木道 30分
■白髭神社 30分
合計6時間→観光に費やす目安の時間
「行きたいスポットの周りにどんなところがあるのか」
を調べたい時に、便利な機能がGoogleマップの検索機能。
この機能が本当に優秀で、とても使い勝手がいいんです。
こちらの記事で、便利な使い方を紹介していますので良かったら覗いてみてください。
③Googleマップに落としこむ(PC環境推奨)
次に、①宿泊先と②いきたいスポットを全てGoogleマップに落とし込んでいきます。
行ったり来たりするルートになってますね。次のステップで無駄な時間を除いていきます。
Googleマップを使う場合に、スマホよりPC環境がお勧め
- 画面が大きくて使いやすい
- 各観光地の移動所要時間が見える
④最短ルートに並び替える
びわ湖バレイは一番最初に行きたいと決めているので、それ以外の場所の順番を変えます。
ラコリーナを最後に回すと良さそうですね。赤丸のところをタップして並び替えます。
するとこうなります⇩ (移動合計時間が6時間30分→6時間9分)
6時間9分(249分)なので1割増しだと274分。ざっくり6時間40分とします。
⑤時間を割り振る
ここで一旦整理します。
1日の稼働時間:11時間
移動時間:6時間40分
観光目安時間:6時間
上記のように、(1日の所要時間)ー(移動時間)=5時間20分です。
観光目安時間が6時間だったので、40分足りません。
ここで時間の再配分をしたり、ルートをやり直して調整していきます。考えられるのは
- 1日の稼働時間を調整する
- 滞在時間をカットする
- 1ヶ所カットする
■一番分かりやすいのは、
1日の稼働時間を調整する方法ですね。単純に1時間早く出発するか、遅く帰ってくるか。
■1日の稼働時間を調整したくない場合、
次に考えられるのは、滞在時間のカットですね。びわ湖バレイの観光目安が3時間だったので2時間20分に調整すれば完成です。
■観光地をカットしたくない場合は、
例えば、メタセコイヤの並木道をカットして、調整してみましょう。
移動時間が5時間17分ですね。先ほどの6時間9分から52分の短縮です。観光時間の30分と合わせると1時間22分の短縮です。これで、プランが組めそうですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あくまでも、「行きたいスポットが既に決まっている」前提だと5分もあれば旅行計画を立てる事ができます。
地味にアナログな方法なんですが、意外と楽しかったりします。自分の手でルートを動かすと地図上で旅行した気分になるんですね。
最後に、5つのステップと、チェック項目をまとめました。いろんなパターンを試してみて自分だけの旅行計画を立ててみてください^^
①1日の稼働時間を決める
□出発時間を決める
□帰着時間を決める
□出発時間から帰着時間を引いて、1日の稼働時間を出す
※宿泊の場合はチェックイン、チェックアウトの時間
※移動時間は渋滞なども加味して、1割増しの計算が○
②行きたいスポットを箇条書き(土地勘なくてOK)
□優先順位を決めて書く
□各滞在時間を決める
□合計時間を出す
③Googleマップに落としこむ ※PC環境推奨
④最短ルートに並び替える
⑤時間を割り振る
□滞在時間のカット・観光地のカットで調整