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【節約術】大阪⇄名古屋の往復高速代が約3000円安くなる。【注意点あり】

 

 

✽r∞trip|ルートリップ✽

誰でも・簡単に「大阪⇄名古屋間の高速道路代」を約3,000円安くする事が可能なんです!!

「そんなに安く出来るって事は、下道を走ったり、時間がかかるんじゃ?」

そんな事ないんです!

実は、名阪国道を利用するだけで、大阪⇄名古屋の往復高速代を大幅に節約する事が可能なんです。しかも、時間のロスはほとんどありません。

といっても、メリットばかりではなくて、デメリットもあるので。

この記事では、

  1. 具体的な費用・所要時間の比較
  2. 名阪国道利用時の注意点

をご紹介していきます。

意外と知らない?大阪⇄名古屋の往復高速道路代を約3000円節約する方法

実は、カーナビのルート検索案内では、料金の高いルートを推奨している可能性があります。

▼まずは下のGoogleマップをご覧ください。

マップの通り、大阪から名古屋までの主要ルートは3パターン。

上から順番に

  1. 名神・新名神
  2. 第二京阪・京滋バイパス・新名神(青線)
  3. 西名阪・名阪国道(一番下のルート)

この3ルート、所要時間・距離とも大きな違いはありません。違うのは高速道路の料金です。

では、細かく比較していきます。

 

大阪⇄名古屋間の主要3ルート徹底比較(片道)

▲普通に検索するとこうなります。上から①・②(青線)・③
主な利用道路 通常料金 休日ETC割 距離 所要時間
①名神・新名神 5,940円 4,640円 174km 2時間10〜40分
②第二京阪・京滋バイパス・新名神 7,110円 5,600円 171km 2時間10〜40分
③西名阪・名阪国道 4,540円 3,540円 181km 2時間20〜50分

※所要時間、距離はGoogleマップ、料金はNEXCO西日本より。

いずれも、走行距離と所要時間はほとんど変わりません。

高速道路の通常料金を比較すると、Googleマップ推奨ルート②(マップ青線)と、名阪国道利用③(マップ一番下)では、片道2,570円も差があります。往復だと5,140円!

①と②の大きな違いは、第二京阪道路を利用するかどうかです。(第二京阪は高い!)

一般的に、よく利用される①のルートと、③を比較してみても、片道1,400円(往復で約2,800円!)。利用するICによって、若干の誤差がありますが、往復約3,000円も節約できます!

3,000円って大きいですね!

 

名阪国道って?無料なの?

名阪国道とは、一般国道25号のバイパス道路。

三重県の亀山IC から、奈良県の天理ICへ至る道路(高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路)です。

めちゃくちゃ簡単に説明すると、無料の高速道路みたいなものです。(※高速道路ではありません。)

※最高速度は一部区間で70km/h、Ωカーブといわれる急カーブなど、ほとんどの区間が60km/sに制限されています。

沿線には、名阪上野忍者ドライブイン、伊賀ドライブイン、名阪関ドライブインなど、休憩スポットもあるので、とても便利です!

 

おいしい面ばかりじゃない?注意点は?

無料の道路ということは、商業用の大型車(トラックや観光バス)が多くなってきます。道路の形状は、一般的な高速道路に比べ、カーブや坂道が多いので、走行しずらいという点があります。よって、事故も多いです。

最新のデータは分かりませんが、過去には「高速道路・自専道10kmあたりの死亡事故件数で全国ワースト」になった事も。(平成24年 )

 

僕も何度も利用していますが、視界の悪い雨天時や、夜間のΩカーブはかなり神経を使います。

僕が一番神経を使うのが、高峰SAを通過したあたりから始まるΩカーブ。(大阪方面)カーブの入り口は普通ですが、徐々に急カーブに。傾斜も急で、下り坂になっているので遠心力がかかります。

▼高峰SA付近からの参考動画です。(0:120ぐらいからが参考になります。)

スピードの出し過ぎには本当に注意が必要です。

 

まとめ 名阪国道のメリット・デメリット

このように、所要時間や距離に大きな差はありませんが、高速料金はルートによって変わってきます。

往復で約3,000円の節約はかなり大きいですが、いい面ばかりではありません。最後に、メリット・デメリットをまとめました。

名阪国道利用のメリット・デメリット

メリット

  • 大阪⇄名古屋間の往復高速道路代が約3,000円節約できる。
  • 他の有料道路と所要時間はほとんど変わらない。

デメリット

  • トラックや観光バスなどの大型車両が多い。
  • Ωカーブ(特に、名古屋→大阪方面の下りカーブ)など、運転に不慣れな方は注意が必要(夜間や荒天時)
  • 事故が多い。

以上、メリット・デメリットをしっかり把握した上で、無理のない運転でドライブを楽しみましょう。

▼初心者や、普段運転をしない方には、①のルート(名神・新名神経由)がオススメです。

主な利用道路 通常料金 休日ETC割 距離 所要時間
①名神・新名神 5,940円 4,640円 174km 2時間10〜40分
②第二京阪・京滋バイパス・新名神 7,110円 5,600円 171km 2時間10〜40分
③西名阪・名阪国道 4,540円 3,540円 181km 2時間20〜50分

 

※記事を見返していると、デメリット(交通事故多発区間あり)などの内容が伝わりづらかったので、2021年2月2日に記事内容を一部更新しています。