秋の京都を効率よく回るのに、オススメありますか?こんな質問をよく受けるのでご紹介します。
秋の京都を代表する紅葉の名所から、関西では2店舗しかない話題のカフェまで4つのスポットを巡ります。
今回は車は一切使わず、電車での旅です。支点となる駅からは、徒歩移動だけ!(約4キロ)
歩きながら風情ある京都の景観を楽しむルートリップです!
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その他のオプションをクリックすると、Googleマップのサイトにアクセスします。
蹴上インクラインの徒歩移動はマップに表示されませんので、マップは琵琶湖疎水記念館からの案内になります。
そもそもなぜ、秋に京都へ行くには電車がおすすめ?
秋の京都は人!人!人~~~!で毎日がお祭り状態です。海外観光客もたくさんいらっしゃるので、人込みが嫌な方は大変ですね。車でお出かけとなると、鬼のような渋滞は覚悟しなくてはいけません!(特に土日・連休)
ちなみに本日、11月3連休初日の高速道路事情はこんな感じ(11/23 9:00頃)
通常、豊中IC→京都南ICの所要時間は約30分ですが、連休の初日の朝9時の段階で、倍以上の70分かかってます!京都市内に入るのも一苦労ですね。。。。行くなら渋滞が起こる前の朝一番しかないです(..)
なんとか、京都に入る事ができても、今度は駐車場探しで足止め・・・
なので、
秋の京都には電車で行きましょう!(特に土日)ただし、電車も混み合いますので満員は覚悟して下さい。
秋の京都観光 車でおでかけのデメリット
①高速道路&京都市内、どこも渋滞で時間を浪費し、ストレスがたまる
②駐車場を探すのが超超超~大変!
③駐車場を見つけても、11月は最大料金が適用されないところがほとんど。駐車場代も馬鹿になりません。20~30分で300~400円が殆んど。時間を気にしながら観光するのも嫌ですよね。。。
そこで、僕のおすすめするモデルコースはこちらです⤵
インスタ映え!蹴上インクラインで写真を撮る
今回のトリップの支点は蹴上駅
蹴上インクラインは蹴上駅より徒歩3分、全長約582メートルで世界最長の傾斜鉄道跡。(インクラインとは傾斜面にレールを敷き、船舶や荷物を台車にのせて引き上げる設備の事。)今では歩いて鑑賞する事ができ、フォトジェニックスポットとしても人気があります!
蹴上駅から蹴上インクラインまでのアクセス
蹴上駅①番出入口を出て左へ約100m進むと鳥居が見えてくる
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鳥居をくぐり、約40m歩くと橋が見えてくるので、渡らずに左に曲がる
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そのまま真っすぐ進み(約50m)、突き当り右側に出入口
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蹴上インクラインは全長582m。反対側の出入口は、琵琶湖疎水記念館(入館無料ですが営業時間外は門が閉まって出られませんので注意。琵琶湖疎水記念館まで行かなくても、途中、抜けられるところがあります。)
◆琵琶湖疎水記念館の営業案内
開館時間 3月1日~11月30日 午前9時~午後5時
12月1日~2月末日 午前9時~午後4時30分
入館時間 閉館の30分前まで入館料無料
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日・休日の場合は翌平日休館)
石川五右衛門も愛でた絶景やノスタルジックな紅葉が楽しめる南禅寺
南禅寺といえば、日本三大門のひとつ、重厚な三門や名庭師・小堀遠州が作庭した方丈庭園が有名です。
三門の楼上に登るには500円が必要です。歌舞伎で有名な石川五右衛門のセリフ「絶景かな、絶景かな」はここからの景色を愛でて言いました。時間に余裕があれば是非行ってみて下さい。
ちなみに、三門付近の紅葉もとてもきれいです。
また、この南禅寺では他の社寺では味わえない、ノスタルジックな雰囲気を楽しむことが出来ます。
そのスポットが敷地内にある水路閣
アーチ型で赤レンガ造りの水路橋は、今から128年前の明治23年、琵琶湖の湖水を京都の街へと運ぶための水路橋として作られました。なんと、設計に携わった方は21歳の若者です!
思わず写真を撮っちゃいますね
明治の一大事業として、琵琶湖から京都市内へ引かれたこの水路は、今なお現役で上には水が流れています。その独特なフォルムに魅了され、様々なドラマのロケ地としても利用されます。
コーヒー界のアップル 今年の春、関西初出店の『BLUE BOTTLE COFFEE』で休憩
BLUE BOTTLE COFFEE(ブルーボトルコーヒー)が今年の春、京都に関西で初出店したのはご存知の方も多いと思います。僕も出店したのは知っていましたが、はっきりとした場所は知りませんでした。
先日、家族でふらっと南禅寺にお出かけした際に偶然、見つけちゃいました!
町家を改装した外観や内装は京都ならでは。付近には、湯豆腐料亭八千代や南禅寺順正といった老舗が連なる中、水色のロゴが溶け込んでいます。
限定グッズも置いてあるので、お買い物も楽しみたいですね。
最後は京都屈指の紅葉の名所『もみじの永観堂』、ライトアップも絶景
約3000本のモミジが池泉回遊式庭園を彩る、言わずと知れた名所。京都の紅葉の人気ランキングでも常に上位にランクインします。
京都市内でライトアップされる紅葉はいくつかありますが、永観堂はその先駆け的存在です。
日中のモミジも、もちろんきれいですが、夜の景観はまた違った雰囲気が楽しめます。特に多宝塔や庭園、放生池に映るもみじがとてもきれいですね。
混雑している時間帯は?いつが空いている?
土日で空いている時間は閉門前だと思いますが、そんな時間まで待てません。。。なのでライトアップ開門の午後5時30分より、30分ぐらい前から遅くても並びましょう。それでも、すでに行列は出来ていると思います。。。(平日はそうでもないですが)
永観堂のライトアップ
期間 2019年11月6日(水)~12月4日(水)
時間 午後5時30分~午後8時30分(受付終了 ※午後9時に閉門)
料金 中学生以上600円
※日中の拝観料は:大人1,000円、小中高生600円 ※ライトアップ開催期間
いかがでしたでしょうか?秋の京都は魅力いっぱいで、あれも、これもとついつい欲張ってしまいます。沢山の人で混雑するこの時期だからこそ、訪れる場所は絞って、最小限の移動距離・時間で回れるルートがおススメです。ある程度の混雑や行列も予め覚悟していけば、たいして苦ではありません。せっかくの京都旅行です。心に余裕をもって楽しんできて下さい ^^)
もし僕が秋の土日に行くならこの時間をベースに回ります(永観堂はライトアップ)
蹴上駅 12:50
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蹴上インクライン 13:00-13:30
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南禅寺 13:45-15:15
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ブルーボトルコーヒー 15:20-16:40
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永観堂ライトアップ 17:00-18:45 行列覚悟( ;∀;)
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蹴上駅 19:10
※食事の時間などは含んでいません。全て徒歩移動でのタイムスケジュールです。あくまでも参考程度にしてください。秋の京都は予測出来ませんので。。。