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こんな疑問にお答えします。
関西方面から小豆島に行く場合、主に5つの航路があります。神戸、姫路、日生、新岡山、高松。主に5つの港から小豆島へのフェリーが出ているんですが、こんなにたくさんあると迷いますよね?
この記事では各航路のメリット・デメリットをふまえ、シチュエーションに応じたオススメの航路をご紹介します。
なお、小豆島では車移動が必須だと個人的に考えているので、マイカー利用時のコストで比較していきます。
▼個人的にオススメの航路で小豆島の1泊ドライブ旅行をまとめました!是非ご覧ください!1泊旅行をご検討中の方には参考になると思います!
小豆島フェリー費用・時間を徹底比較
小豆島フェリーの往復乗船料比較
まずは下記をご覧下さい。
小豆島へは主に5つの航路があるんですが、最も安いのは高松土庄航路です。(往復運賃)
航路 | 車(旅客1名含む) | 旅客 | 一人あたりの費用は |
①神戸⇨坂手 | 16,210円 | 3,790円 | 10,000円 |
②姫路⇨福田 | 16,890円 | 2,790円 | 9,840円 |
③日生⇨大部 | 14,080円 | 2,000円 | 8,040円 |
④新岡山⇨土庄 | 15,000円 | 2,180円 | 8,590円 |
⑤高松⇨土庄 | 11,400円 | 1,260円 | 6,330円 |
※一人あたりの費用=(車+旅客)÷2
ただし、これは乗船料のみの比較です。実際には大阪から港までの費用と移動時間も考慮しなくてはいけません。
なので、”大阪⇨小豆島⇨着いてから寒霞渓まで”の合計費用・時間を比較してみましょう。
比較するにあたっての決め事
- 出発地は大阪駅とする
- 普通乗用車(全長4.5m)利用とする
- ガソリン代は燃費15km/ℓ、ガソリン130円/ℓ、各走行距離で計算
- 高速道路代は割引なしの料金とする
- 目的地は小豆島の寒霞渓までとする
その結果が下記の通りです。
大阪から小豆島までの費用と移動時間を比較
航路 | 車(旅客1名含む) | 旅客 | 一人あたりの費用は |
①神戸⇨坂手 | 16,210円 | 3,790円 | 10,000円 |
②姫路⇨福田 | 16,890円 | 2,790円 | 9,840円 |
③日生⇨大部 | 14,080円 | 2,000円 | 8,040円 |
④新岡山⇨土庄 | 15,000円 | 2,180円 | 8,590円 |
⑤高松⇨土庄 | 11,400円 | 1,260円 | 6,330円 |
⇧の一人あたりの乗船料に「港までの費用(高速道路・ガソリン代)」を足したものが下記の表です。(オレンジ色が最もパフォーマンスが良かったもの)
航路 | 費用 | 移動時間 | 乗船時間 | 便数 |
①神戸⇨坂手 | 11,658円 | 4時間32分 | 3時間20分 | 3 |
②姫路⇨福田 | 14,216円 | 3時間30分 | 1時間40分 | 7 |
③日生⇨大部 | 13,531円 | 3時間8分 | 1時間 | 5 |
④新岡山⇨土庄 | 14,638円 | 4時間11分 | 1時間10分 | 12 |
⑤高松⇨土庄 | 17,041円 | 4時間10分 | 1時間 | 15 |
ご覧の通り、神戸航路が最安ですが移動時間は最長。(乗船料だけ見ると最高値)
各航路メリット・デメリットがありますね。一番バランスの良いのは③の日生⇨大部航路でしょうか。⑤の高松航路は車で橋を渡らないといけないので、費用が最も高くなります。
では、どういった方にどの航路がオススメなのか4つのシチュエーションで見ていきましょう。費用以外でも判断材料があるんですね。
小豆島へのフェリーこんな方にオススメの航路
①一番安く行きたい!料金重視の方にオススメの航路
神戸航路が最も安いのでオススメ。
さらに25歳以下だと割引が効くので、一人当たり千円ちょっと安くなります。年齢で割引のあるのはこの航路だけですね。(逆に週末割増運賃の設定があるのもこの航路だけ。500〜1、000円高くなります)
ただ、やっぱり乗船時間が3時間20分と長く、便が3便しかないのが難点。
- 深夜1:00
- 6:00 ⇨基本的にこの便一択か
- 13:30
時間には余裕があるが、予算は徹底的に抑えたい方にオススメです。
航路 | 金額 |
①神戸⇨坂手 | 11,658円 |
②姫路⇨福田 | 14,216円 |
③日生⇨大部 | 13,531円 |
④新岡山⇨土庄 | 14,638円 |
⑤高松⇨土庄 | 17,041円 |
②船酔いする方にオススメの航路
話の腰を折るようで申し訳ないのですが、瀬戸内海は内海なのであまり揺れがありません。なのでよほどの事がない限り船酔いの心配はないと思います。
それでもい心配な方は、日生&新岡山航路が約1時間と短いのでオススメ。
また、10分ほど乗船時間が長くなりますが、新岡山航路は昨年出来たばかりの新造船なので気分的にもいいかもしれません。
航路 | 乗船時間 |
①神戸⇨坂手 | 3時間20分 |
②姫路⇨福田 | 1時間40分 |
③日生⇨大部 | ★1時間 |
④新岡山⇨土庄 | ◯1時間10分 |
⑤高松⇨土庄 | 1時間 |
③個人的にオススメの航路
最もバランスがよくて、個人的にオススメなのが姫路航路。
航路 | 金額 | 移動時間 | 乗船時間 | 便数 |
①神戸⇨坂手 | ★11,658円 | 4時間32分 | 3時間20分 | 3 |
②姫路⇨福田 | 14,216円 | 3時間30分 | 1時間40分 | 7 |
③日生⇨大部 | 13,531円 | ★3時間8分 | ★1時間 | 5 |
④新岡山⇨土庄 | 14,638円 | 4時間11分 | 1時間10分 | 12 |
⑤高松⇨土庄 | 17,041円 | 4時間10分 | 1時間 | ★15 |
「え?日生航路じゃないの?」日生航路が最もコストパフォーマンスが良さそうですが(もちろんこちらもオススメ)姫路航路がオススメな理由が3つあります。
あくまでも大阪を起点とした場合ですが、
- 大阪からの距離30キロほど近い
- 近くに時間を潰せるところがある(イオンなど)
- 便数が多い
- 船が新しい
やっぱり、ちょっとでも近い方がいいですね。連休時などは高速道路の渋滞も考慮しておかなければなりません。保険で港に1時間前到着がオススメ。その際、近くに時間を潰すところがあれば便利です。姫路港は市街地に近いので、イオンなど時間を潰すところがあります。
便数が多いのも魅力です。大部港と比べて2便しか変わりませんが、この2便が大きい。。
最後に船の新しさ。姫路航路は2014年就航の船、日生航路は2000年就航の船を利用しています。
④普通の船じゃ物足りない方にオススメの航路
船にも目新しさが欲しい!インスタ映えするフェリーなら新岡山航路一択
2019年に就航したフェリー「おりんぴあどりーむせと」はまるで海上遊園地。
デッキを走るトレイン、ブランコ、滑り台など遊び心満載の船なんです。お洒落な観光列車のデザイナーで有名な水戸岡栄治氏が監修した船だけあって、とにかくSNS映えします。
※全ての便がこのタイプの船ではありませんのでご注意。
▼「おりんぴあどりーむせと」は、こちらの動画をご覧いただくとイメージしやすいです。
番外 レンタカーも駆使してとにかくコストを抑えたい
ちなみに、島内でレンタカーを借りるプランだと、費用をある程度抑える事が出来ます。
■姫路航路+レンタカーの場合 一人あたり
- 港までの交通費 1,770円
- フェリー代 2,790円
- レンタカー 約11,000円 ⇨合計約10,560円
■姫路航路+マイカー航送の場合 一人あたり
- 3〜4mの車+フェリーの場合 約12,551円
- 4〜5mの車+フェリーの場合 約14,216円
小豆島島内のレンタカーはネット予約が出来ないところがほとんど。気になる方はネットで「小豆島レンタカー」で検索してみて下さい。港付近のレンタカー屋さんで調べるのがポイントです♪
いかがでしたでしょうか?
多少コストは上がりますが、往路は姫路航路、復路はインスタ映えする新岡山航路など自由に組む事も可能です。
その場合、レンタカー利用だと回送料(2,000〜3,000円)が発生するので、マイカーで行く場合の費用とあまり変わらなくなってきます。
まずは、小豆島島内のスケジュールを決めてから、”マイカーで行くのか、レンタカーを利用するのか”を決めるのも一つの手段ですね♪