伊豆大島は東京都でありながら
砂漠やキャニオン
地層のバームクーヘンがある
国内でも屈指の自然のある
魅惑の島
「国内でどこかいいとこない?」と聞かれれば、僕が必ずオススメするところが伊豆大島。こんなにダイナミックな地球を、見て、感じることができる場所が東京にあるなんて、、、言葉で表せない感情が押し寄せる、感動の連続。自然が好きな方ならきっと虜になる離島。そんな伊豆大島ですが、個人的にオススメの10大スポットをご紹介します。
日本で唯一の砂漠「裏砂漠 」〜月と砂漠ラインから〜

まずはこちら
ここ、本当にすごいです。
写真では全然伝わらない、想像以上のスケール。
どこまでも続く黒の世界は、月に降り立ったみたい。(行ったことないけど。。)
一度ば行って頂きたいと心底紹介したい絶景スポット。日本で唯一地図に砂漠と表記されている伊豆大島の裏砂漠。強い風が植物の種などを吹き飛ばし、溶岩の粒や火山灰だけ広がる黒い砂漠。
様々なアーティストのプロモーションビデオでも利用されており、最近では、関ジャニ∞から脱退した錦戸亮さんのソロPVのロケ地にもなっています。
「裏砂漠」は国土地理院が発行する地図に唯一「砂漠」と表記された場所です。
えっ?鳥取のあれは?
鳥取砂丘、は砂丘であって、砂漠ではないんですね。
そもそも砂丘と砂漠の違いって?
砂丘は、風によって運ばれた砂が堆積してできた丘状の地形で、
砂漠は、降雨量が極端に少なく、岩石や砂礫からなる広大な荒地を示します。
ここで、具体的な砂漠の定義を簡単に説明します。
砂漠の定義
- 年間降水量が250mm以下
- 砂や岩石が多い地域
- 降水量より蒸発量が多い地域
この定義でいうと裏砂漠も実は砂漠ではないんですね、つまり、日本に砂漠は存在しません、、、
そんなイケズな解説はおいといて、伊豆大島の裏砂漠、ここは本当に凄い!ここは本当に日本か?と感じる事ができる、有数のスポットです。超ダイナミック

裏砂漠までのルートはいくつかありますが、オススメは「月と砂漠ライン」からのルート。(他のルートは駐車場から歩いて1時間くらいかかります。)
駐車場から歩いて10分くらい歩いて到着です。草の生い茂った道を抜けると、徐々に表す圧倒的な光景。右手奥にも広がる裏砂漠、そしてその向こう側に見えるのは海。
「すごい!何だここは!」
想像以上の景色に思わず笑いが出てくるでしょう。
- 大島一周道路の208号線から、とても狭い道に入っていきます。離合には注意。島内レンタカーを利用する場合は軽自動車がおすすめです。
- レンタカー屋さんに質問すると、恐らく「月と砂漠ラインは車では行けません」と答えられます。離合で車を擦るケースが多いから?僕は2回行って2回とも「絶対に行かないでください」と言われましたが、悪い子なんで、行っちゃいました。平日だったので、車は1台もすれ違わず、裏砂漠にいたの他にたったの1組だけでした。
- 駐車場にはトイレがないので、事前に済ませておきましょう。
- 秋の終わりから冬にかけては、比較的風が強い日が多いです。本当に吹き飛ばされそうなくらい強いです。なめてはいけません。
Information Map
月と砂漠ライン駐車場
「三原山噴火口」一周お鉢めぐり

世界三大流動火山の一つ、実は東京にあったんですね。日本で唯一の砂漠といい、世界的な火山といい、ここが本当に東京だなんて信じられません。
ここでは、比較的簡単に噴火口のお鉢めぐりが楽しめます。所要時間はこんな感じ
- 外輪山の山頂口展望台のある駐車場から噴火口のある内輪山の麓まで歩きます。(アスファルトで舗装されているので歩きやすい。10〜11月はススキの群生が綺麗です。)
- そこから登っていきますが、外輪山山頂口から内輪山噴火口まで2km、約30分。
- 噴火口は1周2.5km、約40分で歩くことが出来ます。
駐車場から、行って帰ってきて2時間もあれば観光が出来ます。比較的歩きやすいのでスニーカーでも十分です。(噴火口は石がゴツゴツしているので、底が薄いと痛いかも)
噴火口のお鉢巡りはとっても神秘的。活火山なので、湯気が僅かに立ち込めています。



Information Map
三原山 山頂口駐車場
「三原山展望所」
歩くのはしんどい方にオススメ。山頂口駐車場から徒歩200mぐらいのところに、三原山を展望台から望むことができる絶景スポット。駐車場からは相模湾越しに富士山が見れることも。
同じように、三原山を望む絶景スポット。時間がない方にオススメ。
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新火口部展望台
時間がなくて、山頂口まで行けない!という方にはオススメ。(山頂口1.6km手前にある展望台。船の時間がギリギリだけど、三原山の雄大な光景を見たい!でも時間がない!方にオススメ。)
「赤ダレ」通称”三原キャニオン”
個人的にまだ行けていない、でも、今一番行きたいスポット。
”東京のグランドキャニオン”といわれる絶景スポット。三原山登山口から、往復2時間ほど。初心者でも楽しめるルートになりますが、道が分かりづらいのと、道が舗装されていないので、注意が必要です。自己責任と言ったら冷たいですが、そんなところです。僕はまだ行ったことがありまさんが、次行くときは絶対に行きたいスポットです。
「大島温泉ホテル」の絶景露天風呂
三原山を望む、伊豆大島唯一の大型ホテル。お世辞にも綺麗でオシャレなホテルではありません。(合宿などで利用するようなホテル)
それでも僕は、また泊まりたいなと思いました。
大浴場から露天風呂への扉を開けてこんなに感動、いや興奮したお風呂はなかなかありません。目の前には大自然が広がり、三原山の内輪山がそびえています。
このスケール感、ロケーション、最高すぎてのぼせます。
夜も月明かりでうっすら見える三原山が神々しい。たまに飛行機が上空を飛んでいます。
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伊豆大島温泉ホテル
入浴料 大人800円、小人400円
営業 6:00〜9:00、13:00〜21:00
※タオルは付いていないので持参しましょう。小タオルの貸し出しは150円。
「地層大切断面」地層の巨大バームクーヘン
高さ24m、長さ630mもある地層の断面、通称「バームクーヘン」と呼ばれています。約2万年前に起こった大噴火の歴史を目の当たりに。路肩に駐車スペースがいくつかあるので、ドライブ途中にサクッと見学が出来ます。
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地層大切断面
「筆島 見晴台」ドライブ途中にサクッと見学
ドライブ途中にサクッと見学出来る絶景スポット。何気ない伊豆大島のドライブで、車窓からの景色にメリハリがつきます。
北からだと、山道を抜け、開けてきたと思ったら。
南からだと、のどかな町並みを抜けて、山道に向かう途中。
それまでの光景とは明らかに異なるダイナミックな景色が、ぶわっと広がります。
そこにある、海の上に筆を突き立てたような30mの岩が「筆島」。伊豆大島のダイナミックな地形を感じることができるスポット!思わず車を止めたくなります。
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筆島見晴台
ノスタルジックな「波浮港」はぶみなと
独特の雰囲気が出ているエリア。以前は活気あふれる場所でしたが、今はとても静かな港町。
まずは、波浮港見晴台からの眺望を楽しみ、車で港へ。ここには、伊豆大島屈指の人気を誇る、「港鮨」があるのでランチにオススメ!ノスタルジックな町並みをぶらり、散歩して、ランチを楽しみましょう。
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波浮港見晴台
波浮港 港鮨
「東京都立大島公園 動物園」
なんと、入園料が無料の動物園。国内でも一二を争う巨大な鳥かごフライングゲージや、火山島の地形を生かしたダイナミックな景観など見どころ盛り沢山。雨の日、ファミリーや、島内泊で時間に余裕のある方にオススメ。
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東京都立大島公園 動物園
「泉津の切り通し」
フォトジェニックスポット。ちょっと脇道に入ったところにある階段なんですが、両脇に力強く伸びる巨木がとっても印象的。吸い込まれるように階段を登ってしまいます。
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泉津の切り通し
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介したのはあくまでも個人的にオススメなスポットです。他にも魅力的なスポットもたくさんあるので、是非一度は訪れてみてください。