東海

【静岡】大阪から車で、秘境「寸又峡温泉」と大井川鉄道へ1泊2日の旅

 

✽r∞trip|ルートリップ✽

静岡県の大井川沿線は、魅力的なスポットがたくさんあるので個人的にとても好きな場所。

有名なのは、エメラルドグリーンの湖の上にかかる「夢の吊り橋」

とても神秘的ですよね\(^o^)/

寸又峡には、美人の湯と名高い寸又峡温泉もあるので、奥山での滞在が楽しめるんです。温泉宿から徒歩圏内でこの絶景を楽しむことができるんですね。

他にも、SL列車の大井川鐵道なども有名!

そんな魅力がいっぱい詰まった大井川の旅をご紹介します。

アクティブな方には超オススメのプランです!

 

\このルートのドライブ費用は/

平日・通常 23,263

休日ETC割 18,393

(ガソリン代、高速道路代、駐車場代)

詳細はページの一番下へ↓

恋人・夫婦 
友達    
家族    

 

1日目 寸又峡温泉に15時チェックインを目指す。

Googleマップでルートを確認 -DAY1

出発時間の目安

大阪市内出発 7:00

初日の主な目的は下記の3つ。

  1. 大井川鉄道SL列車を見る
  2. 寸又峡夢の吊り橋に行く
  3. 寸又峡温泉を楽しむ

※今回のプランではSL乗車はありません。

それでは出発しましょう。

鈴鹿PA 8:45-9:00

浜松SA 10:55-11:15

門出駅 KADODE OOIGAWA

滞在時間 11:55-13:25

「KADODE OOIGAWA」は、門出駅に隣接した”緑茶と農産物の体験型フードパーク”。2020年11月に開業したばかりの新スポットです。

”緑茶”をテーマにしたお茶漬けや、ご当地バーガー、ラーメン、焼き立てパン、農村レストランなど、お茶を中心とした静岡グルメが楽しめるんですね♪

>>KADODE OOIGAWA公式HP

© KADODE OOIGAWA

農家ブッフェレストランDa Monde(ダ・モンデ)では、SL列車の通過を見ながら食事が楽しめます。(SLは門出駅に停車しません)

SLは、始発の新金谷駅を11時52分に出発(SL急行かわね路1号)、門出駅を12時頃に通過するので、それに合わせて訪れましょう。

※SL列車の時刻は記事公開時のダイヤです。運休日もあるのでコチラでチェック。


Information Map

営業:9:00~18:00
休館日:年末年始、その他臨時休館日あり
駐車場:無料

寸又峡温泉

到着時間 16:10

寸又峡温泉に着いたらまずはチェックイン。その後、散策しやすい格好に着替えて歩いて”夢の吊り橋”まで行きましょう。

■寸又峡温泉から夢の吊り橋まで

所要時間:往路約30分、復路約60分(合計1時間30分) ※移動は徒歩

夢の吊り橋は一方通行になっているので、復路は遊歩道をグルっと周って帰ります。

約200mの薄暗いトンネルもあり、時間帯には注意が必要です。比較的人の少ない朝がベストですが、天気と相談して初日に行くのか、翌朝行くのか相談しましょう。

▼一度に渡る事ができるのは10人まで


おすすめのお宿

「寸又峡温泉 翠紅苑」 大正ロマンを感じるレトロな雰囲気が素敵な温泉宿。肌へのなじみが良い、とろりとした湯ざわりの温泉もオススメ!

▼ロビー

▼四季の移ろいが楽しめる客室

▼温泉の泉質は「単純硫黄泉」で、美肌効果が期待できる「三大美人泉質」の一つ。シミの予防効果があると言われています。

 

 

2日目 日本で唯一のアプト式鉄道、レインボーブリッジウォーキングを楽しもう。

Googleマップでルートを確認 -DAY2

千頭駅からの工程は下記記事にて。

ホテル出発 9:30

千頭駅 日本で唯一のアプト式鉄道に乗車!

滞在時間 10:00-10:20

赤いトロッコ列車に乗って、湖の上に佇む奥大井湖上駅まで約1時間の列車の旅を楽しみましょう♪

千頭駅 10:20発

奥大井の渓谷をゆっくりと走るアプト式鉄道。

美しい景色もさることながら、ちょっと珍しい体験も楽しみの一つ。

千頭駅からの乗車の南アルプスあぷとライン、実は・・・

  1. 日本で唯一のアプト式鉄道
  2. 日本一の急勾配区間を乗車  ※90‰(パーミル)

※パーミルとは「1000mに対して何mの高低差が生じるか」を表す単位で、1000mに対して90mの高さが90‰です。

「アプト式鉄道って何?」

急勾配を上るための鉄道システムの一種で、ラックレールという推進方式で進んで行きます。

2本のレールの間にギザギザのレールを敷き、歯車のような車輪にひっかけて急勾配を走行するんです。

現在、日本では大井川鐵道の南アルプスあぷとラインだけで採用されています。世界的にはスイスの山岳観光鉄道が世界的に有名ですね!

普段の鉄道とは異なる乗車体験。車掌さんによる車内アナウンスもあるので、鉄道に詳しくない方でも楽しめます。


Information Map

料金:大人720円、小人360円 
利用便:千頭駅10:20発ー奥大井湖上駅11:24着
駐車場:無料
※千頭駅に駐車場はないので、道の駅「音戯の郷」の駐車場を利用しましょう。

奥大井湖上駅から接阻峡温泉まで

滞在時間 11:24-14:14

赤い橋がレインボーブリッジ

奥大井湖上駅 11:24着

湖の上に浮いているかのような駅が「奥大井湖上駅」

今回はここで下車をして、歩いてレインボーブリッジを渡ります!

 

「え?こんなところ歩いて渡れるの?」

 

ご安心ください。

バスツアーなどでもよく利用する、ちゃんとした観光コースなんです。

▼レインボーブリッジの上はこんな感じ

隣駅「接岨峡温泉駅」を目指して散策を楽しみましょう♪

 

実は、このエリアには他にも8つの吊り橋があるんです。

「八橋小道」という8つの珍しい吊り橋を楽しむハイキングがオススメ。所要時間は1時間半です。

■主な散策ルートは2パターン

  1. 奥大井湖上駅→接阻峡温泉駅 約1.8km(50分)
  2. 奥大井湖上駅→南アルプス接阻大吊橋→八橋小道→接阻峡温泉駅 約2.9km(90分) ←オススメ

グルっと周遊する②のプランがオススメです!

▼「八橋小道」の参考動画

 

接阻峡温泉 14:14発(路線バス)

復路は接阻峡温泉から路線バスに乗って千頭駅まで戻ります。

■接阻峡温泉駅→千頭駅の移動手段は下記の2つ

  1. 南アルプスあぷとライン
  2. 路線バス ←オススメ

復路は路線バスがオススメ!その理由は・・・

  • ダイヤの関係で接阻峡温泉の滞在時間が長い
  • 千頭駅までの移動時間が短い
  • 料金はほとんど変わらない

接阻峡で時間に余裕が持てて、千頭までの移動時間が短い②の路線バスがオススメなんです。南アルプスあぷとラインだと、滞在時間が短く、移動時間が長いんですね。散策だけで1時間30分必要なので、ちょっとドタバタです。

出発時間 滞在時間 千頭駅までの移動時間
南アルプスあぷとライン 13:10 1時間46分 1時間12分
路線バス(閑蔵線) 14:14 2時間50分 26分

※健脚な方で、復路も南アルプスあぷとラインを楽しみたい方は、13:10発の便を目指してみてください。逃すと次は15:26発です。

>>南アルプスあぷとライン・路線バスのダイヤ

※ダイヤは必ず最新のものを確認してください。


Information Map

歩行難易度: 

▼バス停場所

千頭駅 14:40-14:50

浜松SA 16:20-16:40

鈴鹿PA 18:30-18:50

大阪市内到着 20:30

お疲れ様でした

ルートの詳細費用

 

この記事のルートにかかる費用をまとめました。家族や友人で行った際に、高速道路代やガソリン代などみんなでかかる費用と、それを一緒に行った人数で割り算した時の一人当たりの費用をまとめています。旅行の行き先選びの参考にしてみて下さい。

 

みんなでかかる費用の詳細


平日 休日
高速道路代(福島ー島田金谷、島田金谷ー梅田) 17,110円 12,240円
ガソリン代(燃費15km/L、ガソリン130円/L、走行710kmで計算) 6,153円
駐車場代
合計 23,263円 18,393円

※記事公開日の料金です。高速道路代の休日はETC休日割(普通車)を適用。

 

大阪からグループで行った時の一人当たりの費用は

上記ドライブ費用+観光料(1,470円)
※南アルプスあぷとライン720円、路線バス750円

  平日 休日
4人の場合 7,286円 6,068円
3人の場合 9,224円 7,601円
2人の場合 13,102円 10,667円

これに、宿泊費用やランチ代などが加わってきます。

 

まとめ

 

いかがでしたか?大井川の全体像をイメージして頂くと、旅の楽しみ具合も変わってくると思います。一度、コチラでチェックしてみてください。それでは、お気をつけて行ってらっしゃいませn(๑˃̵ᴗ˂̵)

 

■この記事で紹介したオススメの宿

※本記事は2021年4月時点での情報の為、実際のものと異なる場合があります。お出かけ前に最新の営業時間や料金等公式HPにてご確認下さい。体調管理に十分配慮して、安全運転でいってらっしゃいませ。長距離ドライブの場合は運転を交代しながら楽しみましょう。